みなべ国際女性デーにぎわう

 みなべ町の母親連絡会(山中紀子代表)は9日に南部公民館で第54回みなべ国際女性デーを開き住民約70人が大型紙芝居、アコーディオン演奏、健康体操を楽しんだ。3月8日の国際女性デーに先がけて実施。参加者は楽しみながら、女性の地位向上などについて考えるきっかけとした。
 1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、10年のコペンハーゲンでの国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱したことから始まり。75年に国連が3月8日を「国際女性デー」に制定。以後、「国や社会の歴史上すばらしい役割を果たした一般の女性たちの勇気と決断を称える日」として世界各地でさまざまな働きかけが行われている。
 今回のテーマは「生命を生みだす母親は生命を守り生命を育てることをのぞみます」。開会の冒頭で山中代表があいさつに立ち、テーマに触れながら「2011年の東日本大震災から3月11日で丸7年となるが、福島では原発事故で家に戻れない人が6万人もいる。沖縄では学校の上空を米軍機が飛行し、学校の授業が遮られて普通に生活できない状態。日本国憲法の9条に改憲の動きがあるのも懸念している」と現代社会の問題点を提起した。
 イラストレーターの松下恭子さん(埴田)が制作した大型紙芝居「みんな おいでよ おまつりだ」を会員が上演。世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」を題材とした内容で、1枚の大きさは縦1㍍、横70㌢だがすべてつなげて仕上げており、1枚ずつ広げながら見せていった。梅システムで重要な役割を持つミツバチや薪炭林について紹介しており、最後に全部の絵が現れると約10㍍の長さに。子どもたちも興味津々で観賞していた。このほか、地域おこし協力隊の青木友宏さんがアコーディオンで「青い山脈」「花は咲く」など4曲を演奏。健康体操は「歌って笑ってたのしい健康づくり研究所」のくわばらりみさん(美浜町)を講師に迎えて行われ、参加者が手足や指を使った運動を実践した。

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