少年サッカー FCダンシーマ誕生

 小学生サッカーのエストラッサ湯川と美浜が一体化し、新しく「FCダンシーマ」として発足した。チーム運営に際し、日高地方では初の特定非営利活動(NPO)法人格を取得。補助事業を活用しやすいなどのメリットがあり、サッカーのさらなる普及や子どもの健全育成、御坊日高での芝生グラウンドの整備推進などに力を入れていくほか、将来的には練習等のバス送迎、若い指導者の育成など幅広く活動していく。
 両チームは以前から、将来的に一つになってサッカーを通じたスポーツ振興に取り組んでいこうとの思いを共有してきており、毎年1月に紀の国カップ大会も共催している。新チームは、3月10日に開催される第22回日高新報杯少年サッカー大会U―11の部がデビュー戦となる。
 県内ではNPOで運営するチームはすでに数団体ある。県外でも増えてきており、ダンシーマもこれらの活動を参考に、子どもたちの育成はもちろん、補助事業を使ったサッカーの普及活動、スタッフのけがや事故の際の責任の明確化、グラウンドの芝生化推進等に取り組んでいく上でメリットがあるNPO法人格を取得した。
 チーム名はドイツ語のダンケ(感謝)とシーマ(頂点)をかけ合わせて名付けた。理事長は平井俊哉さん、副理事長は藤田潔さんと北村泰之さん、理事には森充さん、上山尚志さん、監事に堀口正信さんを選任。スタッフは湯川、美浜で指導してきた20~30代の若手が中心で、天野椋也さん、浜田利直さん、田口雄大さん、田口誠さん、坂本充生さん、春木佑太さんが務める。
 メンバーは地域を問わず広く受け入れる計画で、チームとしてはすべての子どもたちが主役となり、魅力的なサッカーができるチーム作りが当面の目標。事業計画では、スポーツや文化等の振興を図る活動や子どもの健全育成、県外チームを招いたサッカー大会の開催、サッカースクールの定期的な開講、グラウンドの芝生化推進などに重点を置いて取り組んでいく。チームコンセプトも明確に示しており、「目先の結果よりもプロセスを大切にし、子どもたち一人一人の成長にこだわる」「ゲーム分析理論を用いてゲームをより分かりやすくし共有する」などを掲げている。
 将来的には遠征や普段の練習もバスで送迎、学校教育への講師派遣を含めた若い指導者の育成と就職先の確保、Jリーガーを招いたサッカー教室開講なども目指していく。同法人では「サッカー選手の育成はもちろん、健全育成や生涯スポーツの振興に貢献できるように頑張っていきたい。NPO法人格を取得できたので、行政と一緒にやっていける部分もあると思うので、関係機関と連携しながら日高地方の活性化にも努めていきたい」と話している。

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