智弁和歌山 4年ぶりセンバツ

 第90回記念選抜高校野球大会の出場校選考委員会が26日、大阪市の毎日新聞社オーバルホールであり、県勢では一般選考で紀州由良シニアOBの高瀬宗一郎(2年・由良中出身)、西川晋太郎(1年・保田中出身)両選手がメンバー入りしている智弁和歌山の4年ぶり12回目の出場が決まった。2人は吉報が届くと、他のメンバーとともに高嶋仁監督を胴上げしたり帽子を放り投げたりして喜びを表現。あらためて夢舞台での活躍を力強く誓った。
 智弁和歌山では午後3時半過ぎ、藤田清司校長がグラウンドに姿を見せ、選抜出場決定をナインに報告したうえで、「(選抜まで)あと2カ月、期間があります。一人一人、技術力アップと精神力アップに頑張ってもらって、年賀状にも書いてあったように全国制覇を大きな目標にして、しっかりと頑張ってください」と激励。ナインたちは胴上げや帽子投げで喜びを爆発させた。
 高瀬選手=168㌢・67㌔、右投右打=は昨年秋の近畿地区大会で4試合全てに8番、二塁手として先発出場。堅実な守備でチームの勝利に貢献した。昨年夏はベンチ入りメンバーから漏れ、選抜出場決定には「ずっと目標にしてきた甲子園。出場が決まって素直にうれしい」と喜びもひとしお。この冬場の練習では「監督にも『守備の選手』といわれ、バッティングが苦手。しっかりとボールを見て打つことを意識して練習してきて、まだ完璧ではないがいい感じになってきている」と課題の打力アップに手応えをつかんでおり、大舞台へは「絶対にエラーをしない、粘って球数を投げさせて塁に出るという、自分の役割を果たし、出場するからには日本一を目指したい」と意気込みを示した。
 西川選手=166㌢・63㌔、右投右打=は昨年夏の甲子園もレギュラー出場し、2試合連続安打をマーク。秋の近畿地区大会では2番、遊撃手で全4試合いずれも安打を放ち、中学校時代チームメートだった高瀬選手と鉄壁の二遊間として投手陣をもり立てた。自身2季連続となる甲子園出場には「素直にうれしい」と表情を緩ませたが、すぐに「正式に出場が決まったので、これで優勝に向かって、もっと気を引き締めて練習していきたい」と決意新た。選抜では「思い切ってプレーして、いいところで打って、チームの目標の優勝に貢献できれば」と夏の甲子園以上の活躍を誓った。
 智弁和歌山は昨年秋の近畿地区大会で準優勝。今回の選抜では24年ぶり2回目の優勝へ期待が高まっている。
 大会は3月23日から13日間、阪神甲子園球場で開かれ、一般選考33、21世紀枠3の計36校が熱戦を展開する。

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