日本最大級の鍋料理コンテスト「ニッポン全国鍋グランプリ2018」が27日から開幕し、28日まで埼玉県和光市で行われている。
和歌山県からは日高町観光推進戦略プロジェクト協議会(会長・松本秀司町長)が「本場和歌山県日高町の天然クエ鍋」で唯一参戦。松本会長はじめ商工会、旅館民宿組合、役場のスタッフら20人が鍋の炊き出しなどを行っている。クエは270㌔、2000食分を用意し、1杯500円で販売。初日は開始前に商工会の山田理司会長が「グランプリ目指して頑張ろう」とげきを飛ばし、みんなで「エイエイオー」と掛け声を上げて気合十分。天然クエ鍋はおととし1月の第12回以来、2年ぶり2度目の出場とあって前評判も高く、販売開始直後から100人近い順番待ちの行列ができる大人気。三重県の会社員(42)は「前回の参加の時もいただきました。身がぷりぷりで最高」と大満足の様子。埼玉県の女性は「高級なので手が出ず、何十年ぶりかで食べましたが、やっぱりおいしいです」と笑顔を見せていた