高校女子サッカー 中崎選手が初の全日本へ

 由良FC出身の中崎未歩選手(3年、由良中卒)がレギュラー入りしている高校女子サッカーの大阪学芸高校が、関西大会でベスト4入りし、今月30日に兵庫県で開幕する第26回全日本選手権へ初出場を決めた。中崎選手はセンターバックとして守備陣を統率し、当たり負けしないフィジカルの強さを発揮して強豪の一角崩しに大きく貢献。大舞台でも強豪撃破へ活躍を誓っている。
 大阪学芸は24チーム参加の大阪予選で4ブロックに分かれた予選リーグを難なく突破。上位4チームによる決勝リーグでは、優勝した大商大に0―2で惜敗したものの、香ヶ丘リベルテに6―0で大勝。強豪の大阪桐蔭とは2―2で引き分け、勝ち点4で大阪桐蔭と並んだが、得失点差で2上回って準優勝。上位2チームに与えられる関西大会出場権を獲得した。11月下旬に開かれた関西大会は8チームがトーナメントで争い、大阪学芸は1回戦で和歌山北を大差で下して4強入り。創部5年目で初の全日本選手権出場(ベスト4)を決めた。準決勝は大商大に接戦の末0―1で敗れ、3位決定戦は神戸弘陵に1―1からPK(6―7)で涙をのんだ。中崎選手は1対1に強く、大阪予選、関西大会とも相手攻撃陣に決定的なチャンスを与えない守備力を発揮。得意のドリブル突破でシュートを放つなど積極的な攻撃も見せたほか、副キャプテンも務めチームのまとめ役としても活躍した。
 兄の影響で小学1年から由良FCでサッカーを始め、中学生では男子に交じってプレー。高校は同じ由良FCの憧れの選手で2学年先輩の神田陽向選手が所属していた大阪学芸に進学し、守備の要として活躍していた。中崎選手は「関西代表として自覚と責任を持ち、多くの保護者や先輩はもちろん、出場できなかったチームの思いも背負い全力で戦いたい。たくさん心配や苦労をかけてきた親への恩返しができるよう、最高の舞台で最高の仲間とともに1試合でも多く戦えるように頑張る」と燃えている。由良FCの神田歳治監督は「悔いなく、いい経験になるよう、高校最後の公式試合を楽しんでほしい。後輩たちにもいい目標になると思います。みんなで応援しています」とエールを送っている。
 全日本選手権は32チームが参加し、トーナメントで優勝を争う。大阪学芸は1回戦で全国制覇5回を誇る常盤木学園(宮城)と対戦する。

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