みなべの常福寺 畑﨑名誉住職が干支の色紙絵準備

 みなべ町堺、西山浄土宗常福寺の畑﨑龍定名誉住職(89)は、ことしも来年の干支にちなんだ色紙絵200枚を描き始めた。還暦の檀家と初詣客に贈る。1970年から続けており、今回で49年目。来年は限りない幸せがあるようにと「福寿海無量(ふくじゅかいむりょう)」の言葉も添えた。
 畑﨑さんは同寺の名誉住職だけでなく、西山浄土宗壇林総持寺(和歌山市梶取)の第六十九世貫主、全国童話人協会顧問も務めているほか、青少年・幼児の健全な育成に貢献した個人・団体に与える第40回久留島武彦賞や第33回正力松太郎賞も受賞している。
 干支の色紙絵は、檀家信徒を対象に還暦式を行った際、対象者に色紙を贈ったのがきっかけ。以後は毎年描いており、初詣の参拝客らにもプレゼントするようになった。来年の干支の戌で5周目に入る。
 今月に入って製作にとりかかり、原画を印刷したあと水彩絵の具で色付けして仕上げている。中央には勇ましい犬をデザインした。願いを込めた「福寿海無量」の言葉は、「福でいっぱいの海になる」という意味。畑﨑さんは「平和な年になりますようにと、念じて描いています。穏やかで、清く明るく過ごせる年になってほしいですね」と話している。

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