御坊商工会議所の津波防災研究会(谷口邦弘会長)は4日、先月に完成した美浜町吉原の松原地区高台津波避難場所を視察した。
委員ら約30人が参加。避難道から頂上部分に上がった委員は「高いし広いし、これなら安全」と感心。町職員から、高さは15・5㍍あり、最大津波高11・37㍍、地盤沈下想定2㍍、余裕高2㍍で計算したこと、頂上部は2400平方㍍で、2000人が逃げ込める広さを確保していることなどの説明を受けた。
毛布や水、食料などを備蓄した防災倉庫、かまどとして利用できるベンチ、マンホールトイレも見学した。