女子サッカーの上西選手がインカレへ

 御坊市出身の上西可奈子選手(大成中卒、3年)がレギュラーの関西女子サッカーの強豪・姫路獨協大学が、関西学生女子サッカー1部秋季リーグで準優勝し、25日に兵庫県で開幕する第26回全日本選手権大会(インカレ)への出場権を獲得した。ディフェンス(DF)の上西選手は全試合フル出場で、鉄壁のチームをけん引する活躍。本番へ「ベスト8の壁を破りたい」とチーム最高位のベスト4以上へ燃えている。
 関西学生女子サッカー1部は8チームが所属し、春と秋の2回リーグ戦を行っている。秋季リーグは9月に開幕し、11月中旬まで行われた。春季リーグ優勝の姫路獨協は秋季リーグも6節を終えて全勝。最終節は同じく全勝の大阪体育大学と事実上の決勝戦となったが、0―0の引き分け。勝ち点19で並んだが、得失点差でわずかに届かなかった。インカレには1部リーグベスト4が出場する。
 上西選手は守備の要・センターバック。ボールコントロールなど技術に優れ、相手の裏をかく駆け引きのうまさに定評がある。試合では相手の動きを読む守備がさえ、7試合で失点わずか3の堅守が持ち味のチームの中心選手として活躍。攻撃にも積極的に参加し、ゴールにつながるプレーを見せた。秋季リーグで最も印象に残った試合は最終節の大阪体育大学戦を挙げ「獨協ペースの試合展開でしたが、チャンスをものにできなかった。サッカーの難しさを感じる試合だったと同時に、個人的には相手の動きを予測してボールを奪うことができ、サッカーを楽しめた試合でもありました」と課題と収穫の大きな一戦だったと振り返った。
 全国の舞台を前に「リーグを終えて、もっといい準備をしなければいけないと感じた。普段から徹底したい」と準備の大切さを痛感したとし、「インカレでは、DFですが、攻撃的で得点につながるプレーがしたい。守備面でもしっかり頭を使ってボールを奪いたい。昨年もベスト8で、チームはまだ一度も8強の壁を破れていないので、今回こそは勝って東京(4強以上)へ行きたい」と闘志を燃やしている。
 インカレは24チームがトーナメントで争う。準々決勝までは兵庫県で行い、準決勝と決勝は東京の味の素フィールド西が丘サッカー場で行われる。
 
 上西さんは小学1年から地元クラブ・アミザージでプレーし、中学校ではベロー・ラ日高に入部。高校は関西の強豪で全国常連の大阪桐蔭に進学。1年生からレギュラーを勝ち取り、全日本高校女子サッカー選手権大会に3年連続出場した。

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