岩代大梅林が改植時期迎え来年から休園

 みなべ町の西岩代地区と東岩代地区にまたがる岩代大梅林が来年から休園となることが決まった。多くの木が植え替え時期となり、観梅客に十分に花を楽しんでもらうことができなくなったため。運営する観梅協会(泰地雅司会長)は「やむなく決断した。再開できるめどは立っていない」と話している。
 同梅林は、パイロット農園を利用して1995年に開園。メーンとなるパイロット農園の広さは約30㌶。花が咲く2月に観光梅林として運営してきたが、植えられているのは南高梅を中心とする生産用で、多くの木が植え替えの時期を迎えている。観梅協会では「ことしの夏ごろから休園するかどうかについて話し合ってきたが、観梅客に十分にきれいな花を提供できなくなることから休園することを決定した」と話している。
 開園からこれまで23年間の入園者数は約13万人。毎年、県内のほか京阪神などからの観梅客でにぎわい、平均すると1シーズンに5600~5700人が訪れた。2013年には最高の8861人を記録した。満開時に小高い丘から見下ろすと、一面に白いじゅうたんを敷いたような景色が楽しめ、「日本一の大パノラマ」「パンダのついででいいんです」のキャッチフレーズで親しまれてきた。みなべの梅のPRのほか、大きな経済効果があった。

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