ビリギャルの小林さんが南陵高校で講演

 日高川町和佐の和歌山南陵高校(小野和利校長)は11日に文化祭「第2回南陵祭」を開き、本や映画「ビリギャル」のモデルとして有名な小林さやかさんが「ビリギャルが伝えたいメッセージを~誰だって原石~」をテーマに講演。勉強がまったくできなかった自分が慶應大学に合格したエピソードを話し、「不可能を可能にする方法」を生徒らに〝伝授〟した。
 小林さんは、高校2年の夏の時点で学力は小学4年生レベルしかなかったが、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者で塾講師坪田信貴さんの指導でやる気に目覚め、1年で英語の偏差値を40上げ、慶應義塾大学に合格した。
 講演では勉強をほとんどせず、クラブやカラオケで遊ぶ日々を過ごしている中、弟の代わりに行った塾の面談で坪田先生に出会ったことを紹介。「『東大に行きたいか?』と尋ねられましたが『イケメンがいなさそうなので行きたくない』と答えました。『慶應は?』と尋ねられ、慶應には当時、嵐の櫻井翔君が在籍していたので『慶應だったらいい』と答え、そこから先生との勉強が始まりましたが、なんだかとてもわくわくしました」と振り返る。その後、周りから「どうせ無理」と言われながらも一日15時間勉強したこと、無理と決め付けていた父が少しずつ応援してくれるようになったこと、「ビリなギャルが慶應を目指す」と周辺で有名になったことなど、合格までのエピソードを紹介。「不可能を可能に変えるには、まずわくわくする目標を設定し、周りに何を言われようが絶対に実現するという根拠のない自信を持つことが大切。自分にプレッシャーをかけるために周辺に公言しましょう」と自分流のモチベーションの上げ方をアドバイス。
 合格後は「たばこが見つかったとき『我が校の恥』と言っていた校長が『我が校の誇り』と言うようになった」「もともと英語が得意だったという情報が出ていますが、実際は『Hi Mike』をヒ ミケと読んでいたレベルです」などと笑いも誘っていた。会場には生徒のほか保護者や一般も訪れており、大きな助けとなった母についても話した。

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