龍神村で関西実業団駅伝

 関西実業団対抗駅伝競走大会(関西実業団陸上競技連盟主催)が12日、田辺市龍神村で開かれた。ことしは第60回の記念大会で、ゴール地点となった龍神体育館には大型スクリーンが設置され、リアルタイムでレースの状況を配信。スタート前には龍神小学校の子どもたちも和太鼓演奏で盛り上げた。優勝はSGホールディングスグループだった。
 スタート地点の龍神行政局では龍神小の全校児童17人が「龍神太鼓」を演奏。元気いっぱいのばちさばきを披露し、迫力ある音を響かせた。高校生ボランティアもいままでは南部高校龍神分校だけだったが、ことしは田辺、神島、熊野の各高校からも参加。総勢約100人が運営スタッフとして活躍した。地元の事業者も協力したほか、沿道では住民らが温かい声援を送ってランナーを励ました。
 配信サービスは、出場チームでもあり、同連盟の代表を務めているNTT西日本が提供。情報通信技術を生かし、スマートフォンなどから大会の特設サイトにアクセスすれば動画が見られるシステムを構築した。龍神体育館には大型のスクリーン(縦約5㍍、横約8㍍)を設置。関係者らがレースを観戦し、「こうしてレース状況が見られると、順位などがリアルタイムで分かってとてもいい」という声が聞かれた。
 レースは7区間80・45㌔で、和歌山県庁など14チームが出場。SGホールディングスグループが4時間0分01秒で優勝、2位は住友電工、3位はNTT西日本、4位は大塚製薬だった。この4チームが来年1月1日に群馬県で開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に出場する。
 関西実業団駅伝競走大会は1958年から開始。龍神村では92年から開催しており、ことしで26回目。ランナーや応援団らが村内の宿泊施設を利用するなど、大きな経済効果を上げている。

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