みなべで総合災害演習

 日高広域消防協議会は秋の火災予防運動期間中(9~15日)の10日、みなべ町気佐藤の町民運動広場で総合災害演習訓練を実施した。日高広域消防隊員や、同町を中心に日高郡内の各消防団員ら156人が参加。近い将来に発生するといわれる南海トラフの巨大地震を想定し、本番さながらの救助訓練や放水などで連携を確認した。
 開会式で日高広域消防の木村奨消防長が「台風、地震、ゲリラ豪雨などの自然災害が頻繁に発生し、みなべ町でも2011年の台風12号で集落が孤立したことがあった。より地域に密着した消防団員の活動が一層重要となっている。安全、確実、迅速を再認識してもらいたい」とあいさつし、来賓の日高振興局の田中達也局長、小谷芳正町長も防災力の向上の大切さを訴えた。
 訓練は「午前10時15分、マグニチュード9・1の南海トラフ巨大地震が起こり、日高地方で震度7の強い地震が発生。町内では2件の建物が火災、倒壊家屋には男性2人が生き埋めとなり、南部川の中州に男性1人が取り残されている」という想定で実施。災害対策本部とエアテントの救護所が設置され、火災の消火ではグラウンドに設置された模擬の建物に実際に火をつけて実施。消防車が現場に向かい、放水して鎮火した。倒壊家屋からの男性2人の救出では、建物内部に棒状の小型カメラを差し込んで要救助者を確認。チェーンソーで建物を切断して出入り口を確保し、生き埋めとなった男性2人を助け出して担架で救急車まで運んだ。防災ヘリコプターも登場し、中洲に取り残された男性を救助した。どの訓練も本番さながらにきびきびした動作で進められ、最後は一斉放水が行われた。
 

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  1. 町長さん、わざわざありがとうございます

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