由良の新産品 「魚の酒かす漬け」が完成

 由良町水産加工研究協議会(山口太志会長)が開発を進めていた、魚の酒かす漬けが完成。今後商品パッケージなどを検討し、来年2月にも本格販売することになった。地元産のアジやサバなどを活用し、調味料としてミカンや白みそなど地元特産も使用。酒の風味が漂い、酒のつまみやご飯のおかずにぴったりの一品で、町の特産を融合させた新たな名物として期待されている。
 同協議会は昨年5月に設立。酒かす漬けの開発に向け、関係団体が試食などを繰り返して試行錯誤。料理関係の大学から講師を迎えて味見してもらったり、県外での試食も行った。今回、商品化に向けては、同町の主婦らでつくるゆらつくらん会(中初美会長)が加工を担当。アジやサバはじめ地元で水揚げされた魚を使い、調味料は〝企業秘密〟だが、町の特産ミカンや白みそも独自の配合で織り交ぜた。漬け込む期間はあまり長くなると味が濃くなり過ぎるため、3、4日程度としている。酒かすの仕入れは、当初岐阜県美濃加茂市を予定していたが、プレミア和歌山に認定されている有田川町の高垣酒造に変更。中会長は「いろいろ苦労してようやくこの味に落ち着きました。商品化に向けては、焼いてから真空パックするような方法も考えていきたいと思います」と話している。
 去る6日に役場で開かれた同協議会の会議では、ふるさとフェスティバル(先月1日、白崎海洋公園)での酒かす漬けモニタリングの結果も報告。それによると、「とてもおいしい」と「おいしい」を合わせると8割以上で「早く商品化してほしい」「酒が飲みたくなった」「酒かすの風味がよくて甘めでおいしい」などと大好評だった。同協議会では、今後の商品化に向けたスケジュールなども確認。事務局から商品パッケージのシールなどのサンプルが提示された。商品化は来年2月を目指しており、販売場所は同公園。どの団体が販売元になるのかも今後調整していく。

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