県ナース章に由良さんら13人

 保健師や看護師として地域の医療・保健福祉の向上に功績を残した人をたたえる県ナース章の受章者が決まり、本年度は県全体で13人が受章。日高地方からは湯浅保健所に勤務する保健師由良早苗さん(60)=由良町吹井=が選ばれた。県職員となる前には由良町役場でも保健師として勤めており、通算33年の長きにわたり、住民の健康づくりや母子・精神保健等の分野で頑張ってきた。
 由良町出身の由良さんは日高高校から県立高等看護学院に進み、3年間の看護学科、1年間の保健・助産学部を修了。それぞれの資格を取得後、地域での実習の際に難病の幼い子どもと家族に接するなかで、保健師として住民のために働くことを決めた。
 1980年からは由良町の保健師となり、県の駐在保健師とともに住民の健康づくり、精神保健、高齢者宅の訪問、生活習慣病健診などの業務に従事。90年3月に退職、3年後の93年4月には県の保健師となり、これまで御坊、田辺、湯浅の各保健所に勤務し、精神保健や母子保健、難病、介護保険、健康日本21保健医療圏域計画策定などの業務に携わってきた。現在は湯浅保健所の保健福祉課長として、業務全般を統括しながら、管内4つの市町の保健師とも連携、地域の保健福祉の向上に努めている。
 ナース章受章には、「私より頑張っている方がたくさんおられるなかで、とてもありがたく感激しています。来年3月で定年退職ですが、振り返れば本当に職場の人に恵まれていたんだと思います。仕事に行き詰まったときに支えてくださった上司、同僚、そして家族のおかげできょうまで勤めることができました」と話している。
 ことしのナース章は保健師が4人、看護師が9人。表彰式は15日午前11時から県庁正庁で行われる。
 

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