衆院選和歌山3区 共産楠本氏が決意表明

 10日公示、22日投開票の衆院選に向け、和歌山3区に名乗りを上げている共産党新人で御坊市議の楠本文郎氏(63)=塩屋町南塩屋=が30日、島のくすもと文郎はげます会の事務所で記者会見を開き、決意を表明。「35年間の市議経験を生かし、国政に国民の思いをぶつけたい」と力を込めた。
 楠本氏はまず「3区は日本を象徴する過疎高齢化地域」と指摘。「高速道路などは必要と思うが、やればよくなるというには程遠い。国の食料を担う第一次産業の人が暮らしているのが3区。ここが廃れれば食料自給率が下がり、国の支えがなくなる」とし、農林業に予算を割く必要性を主張。
 さらに「地域で経済を循環させる必要があり、そのために大切なのが、暮らし、福祉、教育。それなのに国は介護保険のサービスを削減するなど切り捨てを行ってきている」とし、「森友学園など友達にはお金を出し、こういった分野にお金を出さないことが、過疎の根本的な原因である」と訴えた。このほか、北朝鮮の軍事挑発については日本が米朝対話へ積極的役割を果たすことや、消費税10%への反対なども公約に掲げた。
 34年10カ月間、務めている市議会では、無遅刻、無欠席で、一般質問もすべての議会で行ってきた。「いままで市議会で訴えてきた国との関わりの部分を、今度は国政で主張していきたい」と意気込み。小池百合子東京都知事が立ち上げた新党「希望の党」については「自公の補完勢力」とし、対決姿勢を示している。
 昨年12月に出馬表明し、以降、3区内を3巡。街頭演説のほか50回以上のミニ演説・講演会を開いてきた。「御坊・日高はこれまでの活動もあって、支持政党を超えて多くの皆さんから応援していただいている。御坊・日高以外も訴えを繰り返すたびに徐々に支持が広がっている」と手応え。今後は4日に田辺市に選挙事務所を設置し、人口の多い田辺で重点的に活動するが、第一声は御坊市を予定しており、御坊・日高にも力を入れていく。市議会には2日に辞表を出す。
 
 
 

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