衆院選和歌山3区 二階さん貫禄の12選

 第48回衆院選が台風接近で荒天となった22日に投開票され、一騎打ちの和歌山3区(定数1)では、自民党幹事長を務める前職の二階俊博氏(78)が、3区入りできたのは最後の2日間と限られた中も経験と実績を武器に強固な組織力をフルに発揮して圧勝。貫禄の12選を果たした。共産党新人で元御坊市議の楠本文郎氏(63)は一次産業の振興や安倍政治ノーを旗印に政策を訴えたが、有権者に浸透しきれなかった。
 二階陣営では台風接近の影響で安全を最優先に考えてセレモニーは取りやめ、集まった一部の支持者がテレビ報道を見守り、午後8時、全国トップで「当確」が発表されると、拍手で喜びを分かち合った。長男で秘書の俊樹さんが本人に代わって支援に対して感謝のあいさつをした。
 党幹事長の二階氏は東京を離れることはできず、党本部でのテレビインタビューに答え、「選挙は何回やっても緊張感がある。県民の皆さんの支援で当選させていただき大変光栄。幹事長として負けるわけにいかなかったが、多くの皆さんの激励を受け、満足すべき戦いができた」と多くの支援に感謝。自身が進めてきた国土強靭化については「災害は忘れたころにやってくる。極めて重要な政治課題として取り組んでいく」と強調。国政運営には「これからも皆さんの期待に応えるよう立派な政治を推進していくことに尽きる」と表情を引き締め、「県民の皆さんに長きにわたって育てていただいたことに感謝を忘れず、しっかり頑張っていきたい」と決意をにじませた。

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