日高川町の大成中学校(岡本哲司校長)で26日、自転車安全教室が開かれ、スタントマンによる事故の実演で生徒たちが意識を高めた。
県警とJA共済県本部主催。スタントマンらは自転車と車のさまざまな事故を紹介。交差点での一時停止を無視した自転車と車の衝突では、「ドーン」という衝突音とともにボンネットの上を転がるスタントマン=写真=に、生徒たちは悲鳴。このほか、2人乗りや傘差し運転などの自転車同士の衝突も実演。「訓練しているスタントマンだからこそ大丈夫ですが、皆さんなら大きなけがをすることになります」と説明を受けた。
生徒たちは事故の恐ろしさを目の当たりにし、安全への意識を新たにしていた。