自民党役員人事 二階幹事長が続投

 安倍晋三首相は3日、内閣改造・自民党役員人事を行い、二階俊博幹事長(78)が正式に再任となった。平成26年9月から2年間は自民党総務会長、昨年8月の第3次安倍再改造内閣・党役員人事から幹事長を務めており、政権の屋台骨を支えてきた重鎮は「政治の安定と政策の実現に全力を尽くす」とあらためて決意を新たにした。
 昭和58年12月の総選挙で初陣を飾って以来11期連続当選のベテランは党内で大きな影響力を持ち、安倍首相からの信頼も厚く、再任の指名を受けた。3日午前中に開かれた臨時総務会で正式に承認された。
 再任に際し、「新たな脅威に至った北朝鮮情勢や全国で頻発する大規模自然災害から国民の安全を守ることが政治の最大の使命。自民党は友党の公明党とともに政治の安定、政策の実現に全力を尽くす。一方で現状の政府・与党に対する国民の皆さまの意見には謙虚に耳を傾け、反省すべきは反省し、政策を一つ一つ丁寧に進めていく」と決意表明。「政治に停滞は許されない。自民党を預かる責任者として一層の緊張感を持って諸課題に対応していく。長年の皆様の支援に対する感謝の思いを胸に、新たなスタートを切りたい」と抱負を述べた。
 党4役の共同記者会見では記者からの質問が相次ぎ、支持率が下落する中でどう立て直すのかには「4役と相談しながら一歩一歩足元を固め、反転攻勢に出る。内閣改造は適材適所の配置でベストと受け止めている。党として内閣を支えることを怠らないようにしたい」と力を込めた。憲法改正には「自民党の考えだけでなく多くの声に耳を傾け、国民とともに新しい時代の憲法を立派なものに仕上げる責任を果たしたい」と表情を引き締め、外交については「外務省と相談しながら重要国にアプローチしていきたい」と答えた。

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