和歌山市でアジア・オセアニア高校フォーラム

 29日から始まった県のアジア・オセアニア高校生フォーラムのメインイベントとなる分科会・全体会が31日と1日、和歌山市の県民文化会館で開かれ、海外20カ国・地域から20人、県内高校から20人、県外高校から5人の合計45人の高校生が参加。日高高から湯川ひかるさん(2年)と太田茉穂さん(同)もステージに立ち、それぞれの思いを訴えた。
 海外からインド、インドネシア、オーストラリア、カンボジア、シンガポール、タイ、韓国、台湾、中国、トルコ、ニュージーランド、ネパール、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス。県内の高校は日高のほか橋本、粉河、向陽、桐蔭、星林、開智など、県外は千葉県や東京都などの学校の生徒が参加した。
 「防災」「環境」「観光・文化」「国際問題・国際理解・グローバル化」「人権・教育」の5つのテーマがあり、国内、海外の高校の生徒が5グループに分かれてそれぞれについて考えてきたことを発表した。日高は国際問題を担当。分科会ではグループごとに集まり、太田さんが原発について考えてきたことを発表した。
 全体会では、各分科会の意見を取りまとめた内容を湯川さんが代表して智辯の生徒とともに発表。分科会で話し合ってきた内容を紹介するとともに、「自国の産業を守っていくにはどうすればいいか」や「同性愛を尊重するにはどうすればいいか」など浮かび上がった課題の解決方法を質問。ステージ上には太田さんや同じ分科会のインドとオーストラリア、千葉県の生徒らも上がっており、各質問に挙手して回答。太田さんは、同性愛問題について「教育の中に取り入れていくことで理解が深まっていくのではないか」と主張した。フォーラム中の言語はすべて英語のみだったが、2人はこれまでの練習の成果を発揮して大きな声で堂々と発言し、日高高校代表としての役割を果たした。
 御坊市と法務局御坊支局は、18日午前10時から福祉センターで無料人権相談所を開設する。家庭内のいざこざ、相続、登記、いじなどの問題にアドバイスする。相談員は人権擁護委員の天野孝二さん、上村順子さん、田ノ岡雅子さん。秘密は厳守される。問い合わせは法務局御坊支局℡0570―003―001。

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