東アジア農業遺産学会 来年はみなべと田辺で開催

 日本、中国、韓国の世界農業遺産認定地域などが集う第4回東アジア農業遺産学会が中国の湖州市(こしゅうし)で2日間にわたって開かれ、来年8月末の第5回学会は「梅システム」が認定されているみなべ町と田辺市で開催されることが決まった。国内での開催は2年前の新潟県佐渡市に続いて2カ所目。みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会の小谷芳正会長は「健康と美容に効果がある梅を世界に発信する絶好の機会」と喜んでいる。
 同学会は認定地域の交流や情報交換を目的に平成26年から始まり、中国、日本、韓国の順に持ち回りで開催されている。
 今回の学会では2日目の役員会で、第5回学会をみなべ・田辺地域で開催すると決定。小谷会長は「田辺・みなべは紀伊半島の南西海岸付近に位置し、約400年にわたって地域資源を有効に活用して梅を中心とした農業を行い、生物多様性、独自の景観、農文化、地域の絆を育んできた。第5回大会を開催させていただくことになり、大変光栄。開催される8月は暑い時期となりますが、多くの方に参加いただけるように準備します。Welcome to Minabe‐Tanabe」とあいさつした。
 計画では、当日はレセプションや現地視察などが行われる。2月に東アジア農業遺産学会の役員らが訪れ、具体的な内容について話し合う。関係者は「大きな国際会議がみなべ町で開催された記憶はなく、ぜひ成功させたい」という。

関連記事

フォトニュース

  1. 前から失礼いたします

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

  1. 日高町第3回納涼夏祭り

    8月 25 @ 3:00 PM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る