少子化で夏休みにも変化⁉

 もうすぐ小中学校などでは楽しい夏休み。約40日間にわたって自由な時間がある。家族と出かけたり、クラブ活動に打ち込んだりする時間がたっぷりとできる。中学生や高校生には受験勉強に当てる時間が増えて大変かもしれないが、早くから計画を立てて充実した長期休暇を送ってもらいたい▼しかし、休み期間中は生活習慣が乱れがちになる。そうならないために学校では夏休み期間中の決まりごとをつくる。筆者が学生の時ももちろんあった。いま思うと意図が分かりづらいのだが、「朝10時までは友達の家に遊びに行かない」というルールもあったことを思い出す。理由は涼しい時間帯に宿題などの学習を済ませるべきであるという考え方で、友達の家に行くことで相手にも迷惑がかかってしまうことになるらしい。いまでも学校によって異なると思うが、「朝早くから友達の家に行かない」などの決め事があるそうだ▼他にも夏休みといえば、頭に浮かぶのはラジオ体操。朝早く起きて集合場所に行き、ラジオ放送に合わせて体操した。当時は、どうして早朝からみんながわざわざ集まって体操をしなければいけないのかという思いもあった。普段よりも早く起きなければならず、ラジオ体操から帰ると二度寝しているということもあり、こうなってしまえばかえって規則正しい生活は送れない▼いまの夏休みの子どもたちはどうなのか。両親が共働きで、休み期間中に居場所がなくなってしまう子どもが増えているそうだ。友達の家に行くにも、少子化で近くに友だちがいないというケースも。そうなれば「集まる」ということも難しい。「朝10時までは友達の家に行かない」「集合してラジオ体操する」という決まり自体必要ないのかもしれない。       (雄)

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