アースウォッチ会員がみなべのウミガメを調査

 アカウミガメの産卵がピークを迎えているみなべ町に、9日から環境問題に取り組むNPO法人アースウォッチ・ジャパンと日本郵船㈱から派遣されたボランティア15人が訪れ、日本ウミガメ協議会のメンバーらと一緒に現地調査を実施している。初めてウミガメを見るというボランティアもおり、「間近でゆっくりと観察することができた。感動的だった」と話していた。
 調査前にはウミガメの体長の測定方法などを学び、日本ウミガメ協議会のメンバーや地元の青年と一緒に現場調査の補助を行った。初日は山内の千里の浜と岩代の浜の2カ所。千里の浜は以前から期間中は毎晩調査が行われているが、岩代では不定期に調査している。
 初日の午後9時ごろからウミガメの上陸があり、この日は千里の浜で上陸4回、うち産卵3回、岩代の浜でも上陸3回、産卵1回が確認された。アースウォッチからのボランティア参加者はノギス(測定用具)を使って体長を測るなどの作業を手伝った。兵庫県西宮市から訪れた岩村としみさん(66)は「ダイビングをやっているので以前にもウミガメを見たことはある。生き物が好きなので、こういう手伝いはとても楽しいです」と話していた。アースウォッチのボランティアの調査補助は、14日まで行う。
 千里の浜では今シーズンに122回の上陸があり、そのうち47回の産卵が確認されている(9日朝現在)。昨年同期は上陸153回、産卵75回。ことしは昨年と比べて低調となっている。岩代の浜では今シーズンに26回上陸し、8回の産卵が確認されている。

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