南高梅の出荷は目標の6割

 JA紀州は7日、みなべ町と印南町の南高梅の荷受けを終了した。出荷量は1913㌧で、目標3000㌧の約6割にとどまった。ことしは着果数が少なかったうえ、雨不足で果実肥大が進まなかったことが大きく響いた。価格面では終始高値をキープし、1㌔当たりの平均単価は526円(6月末現在)となり、昨年の394円の約1・3倍となった。
 南高梅の出荷受け付けは昨年より5日遅い6月30日から開始。出荷量は伸び悩み、例年だとピーク時には一日250㌧を超えるが、ことしは最高でも約150㌧(6月11日)だった。
 事前の日高果樹技術者協議会の調査では過去10年間の平均値より「やや少ない」(81~90%)と予想されていた。加えて5月から6月中旬ごろにかけての雨不足で果実肥大が進まなかったことが収量に大きく響いた。農家からも「実がなっていないうえに玉太りも鈍かった」という声が聞かれた。平成19年からの統計で2000㌧を下回ったのはことしが初めてとなった。
 価格は序盤から終盤まで高値を維持し、1㌔当たりの平均単価は526円。過去10年間をみると、不作年だった平成24年の533円に次ぐ2番目の高値となった。過去10年間平均の378円と比べても4割程度高かった。

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