御坊市ファミリーサポートセンター 10月開設へ

 御坊市が子育て支援の拠点としてことし10月に開設を目指しているファミリーサポートセンターは、スタッフ会員約40人の確保にめどがつき、開設への課題をクリアできる見通しとなった。開設場所となる御坊小学校北校舎1階の改修工事も順調に進行中。今後は、現在募集中の利用会員の確保へPRに力を入れることにしており、日高地方初の取り組みは着々と進んでいる。
 市では、センターの運営に必要なスタッフ会員の確保を課題の一つとして、昨年度から養成講座を開講。初年度は27人が登録した。本年度は2回開く計画で、6月から1回目を開講中。15人が受講しており、スムーズな運営に必要と見込んでいる40人前後の確保にめどがついたとしている。今月下旬に全6回の講座が終了したあと、秋にも開く第2回養成講座の受講者を募る予定で、「スタッフ会員は多ければ多いほどいい。オープンして軌道にのればスタッフもさらに増えると思うが、まずは本年度中に50人を確保できるように頑張りたい」と意気込んでいる。
 ファミリーサポートセンターは、子育て世代の仕事と育児の両立を支援する拠点。例えば保育所や習い事、急な発熱時の病院への送迎、保護者の病気や急用時、買い物などで外出する際に子どもを預かるなど、多様なニーズに対応する。実際に送迎などを行う人はスタッフ会員、依頼する側は利用会員にそれぞれ登録。サポートセンターのアドバイザーが依頼を受け付け、スタッフ会員とのマッチングを行うシステム。御坊市では、耐震補強工事が完了した御坊小学校北校舎1階に開設することにしており、現在改修工事中。9月末には完成する。
 スタッフ会員と同時に利用会員の確保も重要な課題の一つ。現在登録を受け付けている。利用するには会員登録が必要で、対象は0歳から12歳までの子どもがいる家庭。登録は無料。サポートを利用する際は、子ども同席の上でスタッフ会員と顔を合わせる事前打ち合わせを行う必要があり、早めの入会を促している。事務局では「サポートの依頼をしなくても入会できます。万一の時のお守りとして、気軽に入会してください」と呼びかけている。

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