由良で九条の会の戦争体験語り継ぐ会

 九条の会ゆらの第13回戦争体験と平和への思いを語り継ぐ会が24日に由良町中央公民館で開かれ、町内外から約80人が来場した。
 最初に同会を代表して中塚清氏が「この会が命について考える場になれば」とあいさつ。日高地方の年金者組合女性コーラスメンバーが「アメイジング・グレイス」や「誰か故郷を想わざる」など平和を願う歌声を披露した。
 メインの「和歌山大空襲と私たちの戦争体験~和歌山城炎上と米軍進駐~」では、池本護事務局長が、昭和20年7月9日深夜から10日未明にかけての和歌山大空襲について解説。爆撃で焼き払われた和歌山城天守閣や焼け野原となった市街地、丸焼けとなった丸正百貨店の様子などの貴重な記録写真を紹介しながら、「私は当時、和歌山市内に住んでいたが、自宅近くで焼夷弾が固まりで落とされた民家もあった。牛小屋も丸焼けになり、焦げた牛肉が配給されたが、さすがに食べられるものではなかった」などと語った。その上で「戦争を知る人の本当の戦争体験を語り継ぐ必要がある。憲法9条を守って平和な国に」と呼びかけた。由良お話グループが「ちいちゃんのかげおくり」で群読も披露。参加者が戦時中の体験を出して話し合い、最後に「リンゴの唄」などを合唱した。

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