時代の流れの中の新聞

 3桁番号のダイヤルで利用できるサービスや緊急連絡先。「110(警察への事件・事故の急報)」や「119(火事・救助・救急車)」はよく知られている。ちなみに118番は海上の事件・事故の急報。このほか「117(時報)」「177(天気予報)」「118(消費者ホットライン)」「189(児童相談所全国共通ダイヤル)」といった番号があり、NTT西日本のホームページでは全13のダイヤルが紹介されている。
 先日、テレビのバラエティー番組で「ひと昔前の常識」として117が取り上げられていた。「グレープフルーツに砂糖」「ハエ取り紙」とともに、いまでは廃れつつある習慣や商品という扱い。スタッフが街角で若い人に、どこにかかるか尋ねたところ「知らない」「郵便局?」と首をかしげ、さらに実際かけてみせても、そもそも時報というものを知らないようで、「時刻?」「一生かけることなくない?」という声が上がっていた。
 かつて時報は正確な時間を知るための大切な方法だった。時計の時刻を合わせるときに利用した経験はないだろうか。しかし、自動的に時間を合わせてくれる電波時計や携帯電話・スマートフォンが普及。確かに需要は減少の一途をたどっているように思う。そういえば、正午にテレビで放送されていた時報も見なくなった。
 同じような時代の流れか「活字離れ」が言われて久しいが、新聞には魅力がいっぱい詰まっている。ネットだと好きなニュースだけを読み飛ばすが、新聞だと隅々まで読むことで興味がなかった事柄にも触れられる。これは強みの一つ。時報のように縁遠いものにならないよう声を大にアピールしたい。   (笑)

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