昔の人は偉かった!?
- 2017/5/31
- フォトニュース
日高町の比井小学校(玉置雅已校長)の田植え体験が30日に同校北の田んぼで行われ、5年生5人、2年生4人が参加した。
総合学習の一環で8年目。地元農家の皿山守さん(70)ら4人が指導し、最初に皿山さんは「これから昔ながらの手作業で田植えをしてもらいます。苗を4、5本ずつつかんで植える。これ以上は一度に持たない。しっかり守ってください」と説明。子どもたちは田んぼに入ると「きゃー」「ヌルヌルする」と声を上げながらも、腰を曲げて丁寧に苗を植えていった。5年生の山下陽音(はると)君は「前にも田植えは経験したことがあるのでやり方は分かりますが、昔の人は大変だと思いました」と話していた。
田んぼの面積は2・5㌃。ことしは児童一人一人の区分を決めており、今後草引きなどの管理も行って9月に稲刈りを体験する。収穫された米は、地域住民との交流事業でカレーにして食べたり、社会福祉協議会へ寄贈したりする。