U14サッカー県トレセン代表に岩城、伊藤選手
- 2017/5/28
- スポーツ
U―14(14歳以下)サッカー県トレセン代表メンバーが決まり、日高地方からベローラ日高の岩城愛士選手(日高中2年)と由良FCの伊藤陽翔選手(由良中2年)が選出された。28日から大阪のJ―Green堺で開幕する関西トレセンリーグに参加する。岩城選手は当たり負けしないフィジカルの強さ、伊藤選手は抜群のパスセンスなどが武器で、強豪ぞろいのリーグでも活躍を誓っている。
5月に2回行われた選考会で一人一人の動きをチェック。審査員の目に留まったフィールド18人、ゴールキーパー2人の20人を選んだ。
岩城選手はベローラではトップやセンターバックとして活躍。174㌢の恵まれた体格を生かし、攻撃ではパワフルなドリブル突破とスペースへの抜け出し、ロングシュートも狙えるのが魅力。守備では当たり負けせず、一対一の強さが武器だ。
「ボールをしっかり収めるトラップの技術を磨きたいし、スタミナももっとつけたい」と常に向上心を持っており、「関西リーグでは、トップのときはゴールを決め、守備では一対一で負けないプレーをしてきたい」と張り切っている。
伊藤選手は小学生のころからずっとボランチ。ドリブル、パス、シュート、守備と何でもこなすオールラウンドプレーヤー。「持ち味はサイドの裏へ出すパス。課題はフィジカル」と自己分析し、体を強くするために食事にも気を使うなどサッカーが大好き。スタミナにも自信があり、ピッチを走り回って攻守に活躍しており、チームに欠かせない存在となっている。
「関西リーグはレベルの高い選手ばかりで楽しみ。ゴールに直結するパスでアシストを決めたい」とこぶしを握っている。
関西リーグは、U―14年代の強化・育成のためにレベルの高い厳しい試合を経験することを通してレベルアップを図り、関西から多くの日本を代表する選手を輩出しようと毎年開催している。6府県のトレセン代表とガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、京都サンガのJリーグジュニアユースの4チームを加え、10チームが総当たりを行う。第1節は28日で、和歌山トレセンは京都サンガ、兵庫トレセンと対戦する。