町長、勉強になるっス!
- 2017/5/18
- フォトニュース
みなべ町は16日、甲子園球場で行われた阪神―中日戦で「紀州みなべ南高梅ナイター」と銘打ってPR活動を行った。ことしで12年目の取り組み。小谷芳正町長が試合前に始球式を行ったほか、うめ娘2人が両チームに梅干しを贈呈。来場者にはPR用の梅干しを配布した。町では「梅のPRに取り組み、消費拡大につなげたい」と話している。
町内西本庄の井口富雄さん(69)と井口修一さん(69)らが阪神球団の関係者と交流があったことがきっかけで、平成18年から開始。以後、毎年続けられている。
ことしも試合前のセレモニーで、うめ娘の出口実可子さん(東岩代)が阪神の北條史也選手、谷本千尋さん(芝)が中日の杉山翔大選手に南高梅を手渡した。小谷町長の始球式では中日のトップバッター京田陽太選手に投球。ストライクゾーンに決まり、客席から大きな歓声が上がった。来場者プレゼントも行われ、当選した大阪府和泉市の姉妹に梅干し、青梅、梅酒のセットが贈呈された。試合中には電光掲示板モニターに「紀州みなべ 南高梅ナイター 和歌山県みなべ町」の文字も流れた。
試合前には、9カ所の入場ゲート付近で3粒入り梅干しパックや梅の効能の説明入りパンフレットなど5000セットを配ってPR。受け取った人からは「昨年もいただきました。梅干しがとてもおいしかった」「南高梅は知っています」などの声が聞かれた。試合は8―1で阪神が中日を下し、3連勝となった。