憧れの新聞記者へ

 ランドセル素材などに幅広く使用されている人工皮革「クラリーノ」を製造・販売する化学メーカー、㈱クラレ(本社=東京都)が今春の新小学1年生とその親に行った「将来就きたい職業」についてのアンケート結果がニュースリリースされた。
 興味深く見てみたところ、子どもたちが将来就きたい職業の1位は男の子「スポーツ選手」、女の子「ケーキ屋・パン屋」。いずれも調査開始以来19年連続という。内訳はサッカーが57・7%で圧倒的な人気。以前、サッカーと並んでいた野球は17・8%で過去最低のよう。世界的にメジャーで人気がある方に憧れが向いているということだろうか。
 話を戻すと、男女とも人気が高まっているのが警察官。いずれも過去最高となり、このほか男の子はゲーム関係、女の子は獣医師が前年と比べて大きく順位を上げている。看護師は女の子で10年ぶりにベスト3入り。残念ながらと言おうか、記者は男女ともトップ20圏外だった。
 先日も千葉で記者が取材を断った住民宅の壁を蹴って騒ぎになったばかり。教育されないと「やってはいけない」と分からないのだろうか。記者は時として鋭く追及しなければならない職業だが、事件と直接関係ない相手にこのような態度を取るのは問題外。1人の愚行が会社や業界全体のイメージをダウンさせる。本紙のような地方新聞の場合エリアが限られている上、取材対象や読者との距離は密接。良い行いも悪い行いも、すぐ評判に反映される。もちろん取材対象や読者には子どもも含まれ、大人として胸を張れる行動は当たり前。いま一度襟を正しつつ、記者が憧れの職業になるよう格好いい仕事がしたい。     (笑)

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