27日に日高川町鐘巻の道成寺で行われる鐘供養会式に合わせ、参道のレストラン雲水ではことしも一日限定オリジナル商品を販売。例年の「じゃんじゃか大福」に加え、ことしはシュー生地を使った新商品「じゃんじゃかシュー」＝写真＝も仲間入りする。
　「じゃんじゃか大福」は、安珍を追いかけて鐘に巻きつく大蛇の顔を大福で表現した商品で、こしあんと炎に見立てたイチゴを白玉粉の生地で包んだ。新商品の「じゃんじゃかシュー」は同じく蛇に見立てたシュークリーム。粒あんとカスタードクリーム、イチゴをシュー生地で挟んだ。サクサクのシュー生地、粒あんとカスタードの甘味、イチゴの酸味がマッチした同店の自信作。黒田量也専務は「一日だけの限定商品。新食感を楽しんでください」と話している。
　大福は120円、シューは150円。それぞれ500個ずつ用意。例年、会式の蛇が道成寺に到着する午後３時ごろには売り切れているため、早めの購入を呼びかけている。