習慣が事故の落とし穴

 毎日の通勤ルートの道路に変わった標示が現れた。先日、記事で掲載したブロック(障害物)のようなものが飛び出して見える路面標示。交通事故を減らそうと、御坊市が藤田町藤井地内の市道駅前道成寺線、県道江川小松原線と交わる道成寺南方交差点の手前に設置した。路面に凹凸があるように見せかける標示。ドライバーの視覚に訴えて注意を促すとともに、車のスピードを落とさせる効果があるという。
 15日までは春の全国交通安全運動。初日の6日、交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会の交通安全大会が由良町の中央公民館で開かれ、特別ゲストでお笑い芸人の「わんだーらんど」が講話で安全運転や地域ぐるみでの意識高揚を訴えた。安全教室では御坊署の嶝口知宏交通課長が管内の交通情勢を説明。事故の特徴として出合い頭が追突の割合を上回っているという点を挙げた。よそでは逆の場合が多いと言い、交差点での事故が多いと指摘。「地域性」と開き直らず、譲り合い、思いやりの心でハンドルを握る必要があると思った。
 事故防止のポイントとしては安全確認の徹底や無理のない運転を強調。「習慣が落とし穴になる」と、10回クイズを例に注意を呼びかけた。ベテランドライバーになると、初心者のころのような緊張感がなくなり、通り慣れた道で事故を起こしてしまう。初めは気になっていた立体の路面標示もだんだん慣れてくるもの。「ここはいつも大丈夫だから」と安全確認を怠っていませんか。人は慣れによって状況の変化に弱くなる――そのために安全を確認する。「だろう」ではなく「かもしれない」の運転を心がけよう。 (笑)

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