南部川の稚アユ カワウ被害増加

 みなべ町を流れる南部川で、遡上する稚アユが野鳥のカワウに食べられるという被害が増えている。堰堤にある魚道にネットを張るなどの対策を行っているが、大きな効果はみられていない。漁協関係者らは「被害は年々増えているようで、アユの資源量への影響が心配だ」と話している
 カワウは体長80㌢程度。色は黒で、足には水かきがある。魚類を捕食し、捕獲時には1分以上潜水することもあるという。1羽で一日500㌘の魚を食べるといわれ、稚アユ1匹を10㌘と換算すると1羽で50匹食べることになる。
 関係者の話によると、「南部川では1度に50羽ほど飛来することもある。夜明けごろから群れで飛んできて、一度に大量のアユが食べられてしまう。カワウは以前と比べて増えているようだ。このままでは大きな被害になる」と話している。
 対策としては、遡上してくるアユが一時的に溜まる同町気佐藤地内の堰堤の魚道にネットやテグスを張るなどしているが、今までのところは大きな効果はみられていない。
 全国的にも被害は広がっており、猟友会に駆除を依頼する漁協もある。

関連記事

フォトニュース

  1. 吉兆!? これは珍しい

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「悪人」「怒り」等、多くの作品が映画化されている吉田修一。最新の映画化作品は藤原竜也、竹内涼真ら出…
  2.  週刊少年ジャンプに連載中の漫画「Dr.STONE(ドクターストーン)」を紹介します。  …
  3.  短歌をやっている母の本棚に20年ほど前からあった著者のサイン入り歌集ですが、今回初めて中身を読みま…
  4.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  5.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
ページ上部へ戻る