御坊で子どものアナウンス教室開講へ

 御坊市出身でフリーアナウンサーとして25年以上にわたってラジオ番組などで活躍している南くるみさん(和歌山市在住)が、子どもたちに人前で話すことの楽しさを知ってもらおうと、故郷御坊で「お子さま向けアナウンス教室」の開講を準備中。まずは小学生から高校生を対象に、29日に御坊市民文化会館で体験会を開催する。教室開講は日高地方初の試みで、「正しい発声、美しい言葉で自分に自信を持ってほしい」との願いが込められている。
 南さんは25年以上続く和歌山市の広報番組のリポーターとして毎朝、和歌山市内の旬の情報を伝えている。子どもたちと接する機会も多いが、マイクを向けると恥ずかしがる子どもが圧倒的。そんな経験から「アナウンスの基本を学んで自信をつけ、人前で堂々とおしゃべりすることの楽しさを知ってほしい」との思いから、アナウンス教室の開講を思い描いた。開講に向けて個人オフィス「くぅ・ラボ」を立ち上げ、イベントなどの企画を手がけるオフィス「リサ万次郎」とコラボして、初めての体験会を開催することにした。
 体験会は午後1時半からと3時からの2回。南さんが講師となって約1時間半、アナウンサーと一般の人の発声の何が違うのかの説明から、あいさつ、自分でいい声を見つける方法などを楽しくレッスンする内容。小学校低学年から高校生程度を対象にする。受講料1000円。将来的には子ども向けのほか、高校の放送部の生徒のトレーニング、プレゼンの力を身に付けたい社会人、進学や就職に向けてきれいな発音と言葉遣いを習得したい人など、さまざまなニーズに応える教室を開講していきたい考え。南さんは「言葉磨き、声磨き、自分磨きの大切さを伝えたい。発音やきれいな言葉を話すことで自分に自信が持てることを体感してほしい。身に付けたことはいつか進学や就職などの面接試験でも生かせ、選ばれる人になってもらえると願っています。堅苦しい体験会ではありませんので、気軽に参加してほしい」と呼びかけている。先着30人で、申し込みや問い合わせはオフィス・リサ万次郎℡090―4604―8226。
 南さんは日高高校、短大を卒業後、OLを3年経験。その後養成所に通い、平成3年にアナウンサーデビューした。和歌山放送や和歌山市広報番組でパーソナリティーを務めているほか、県市町村対抗ジュニア駅伝、紀州おどりぶんだら節、御坊市のきのくにロボットフェスティバルの総合司会などとしても活躍している。

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