追うて行かずにおくものか~!
- 2017/3/28
- フォトニュース
日高川町の道成寺で25日、公演「桜・舞・道成寺」が行われ、「乙女文楽」による「日高川入相花王(いりあいざくら) 渡し場の段」などが披露された。
乙女文楽は女性1人が人形を操る文楽で、演者は人形遣いの吉田光華さん。最初に人形の動かし方など説明した後、演目に入った。日高川を渡ろうとする清姫と、舟を出すのを拒む渡し守の様子を人形と義太夫の語り=写真=、三味線などで表現。後半は怒り狂った清姫が少しずつ大蛇になっていく様子も演じられ、観客からは大きな拍手が起きていた。このほか鐘巻伝統芸能教室の子どもたちによる「長唄 花くらべ」の発表、日高高校箏曲部による演奏もあった。