消防車の出番なしへ防火

 先日、御坊市消防団名田分団の小型動力ポンプ付積載車が更新された。古い車両は平成7年に配備されて以来21年が経過。多種多様な災害事案に対処するため消防力の充実、強化を図ろうと、新しい車両は進入困難な道路状況でも通行できるよう4WDにし、可搬式ポンプを積載することで、河川や池から容易に取水し、消火活動が行えるという。
 御坊市では消防本部も今月末までに救助工作車を更新。発足60周年(昨年12月1日)の記念行事として職員を対象に側面シャッター部分のマーキング案を募集し、素早い現場急行と救出救助へスピード感あふれる矢印を御坊の「G」に見立てたデザインが採用されている。すでに本紙でも紹介しており、職員のもとには「いつから走るの?」という声があるそう。「納車の記事では『きょうから走ります』という見出しで決まりですね」と一笑い(?)したあと、一人が「ここにある車はどれも走らない方がいいんだけどね」とナイスなツッコミ。まったくその通りである。
 日高地方で2月下旬から火災が相次いでいる。27日に日高川町の田んぼ、28日にみなべ町の梅干し会社工場の敷地内で出火。春の火災予防運動が始まった1日にも日高川町内の田んぼで枯れ草を焼いた。いずれもたき火やごみの焼却が原因とみられている。冬から春へ、空気が乾燥して火災が発生しやすく、また強い季節風で、大火になりやすい時期。十分な注意が必要なのは言うまでもない。7日までの春の火災予防運動、ことしの全国統一標語は「消しましょう その火その時 その場所で」。日ごろから家庭、地域、職場で火災予防を心がけ、消防車の走る日が少ない日高地方を目指そう。  (笑)

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