南部梅林で梅まつりにぎわう

 見ごろを迎えているみなべ町晩稲の南部梅林で11日に梅まつりが催され、約1700人の観梅客でにぎわった。梅酒が自由に試飲できる梅酒コレクション、梅料理が振る舞われるキャンペーンなど多彩なイベントが展開され、家族連れらが咲き誇る梅の花を眺めながらのんびりと早春のひとときを楽しんだ。現在、花は7分咲き。
 梅酒コレクションには、町内で梅酒を製造している12業者から29銘柄が出展された。焼酎やブランデー、日本酒などをベースとしたさまざまな梅酒がずらりと並び、来場者らは好きな梅酒を選んで試飲。大阪府堺市の会社員、山本丈人さん(45)は「一通り味わってみた。泡盛ベースの梅酒が一番おいしかった。梅酒は居酒屋などでよく飲むが、梅林でこんなにたくさんの梅酒を味わうことができて楽しかった」、名古屋市から家族で来たという浅野清三さん(57)は「梅酒が好きで、家でも毎年漬けている。きょう試飲した梅酒はそれぞれ味の違いはあるが、全部おいしかった」と話していた。
 梅料理キャンペーンでは開始前から長蛇の列。町内の梅料理研究会が調理した梅肉の包み揚げ、梅ポテトサンド、炊き込み梅ご飯など約10品が並んだ。来場者は好きな品を皿に取り、咲き誇る梅の花を眺めながら昼食代わりに味わった。大阪市の小林加奈子さん(32)は「梅は梅干しにして食べることが多いのですが、料理に生かしてもおいしいですね。景色もいいし最高です」と笑顔を見せていた。このほか梅干し・梅製品の試食、梅ジュースづくり体験、目刺しの試食なども催され、好評だった。

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