日高町の小学生が自作かるたで健康学ぶ

 日高町比井小学校(玉置雅已校長)で30日、「体や健康に関するかるた大会」が開かれ、1~6年生まで43人が参加した。児童でつくる保健体育委員会が、自分たちで句を考えて製作した特大かるたを使用。「せいかつ習慣手あらいうがいかかせない」など次々と読み上げられると、児童たちは元気いっぱいにカードを探し、楽しみながら健康への関心を高めていた。
 同校では休憩時間などを使って行う特別活動の一環で、児童の保健体育委員会がさまざまな取り組みを展開中。おととしは健康に関する壁新聞を発行し、昨年はクイズを行った。
 今回のかるた大会の開催に向けては、同委員会の狩野大希委員長(5年)ら委員5人が昨年10月下旬からかるたの製作を進めてきた。読み札の句は、これまで体や健康に関して学習してきたことやピーマン、キュウリ、ジャガイモ、スイカなどを自分たちで栽培した経験を基にして考案。「あ」から「ん」まで50音それぞれ作られ、「あさごはんしっかり食べて目をさまそう」「トマトにはリコピンたくさん入ってる」「よふかしはからだにどくだ気をつけろ」など、大人も日ごろの生活習慣でドキッとするような句があれば、「たこやきはたこが入っておいしいな」「なん回もおやつを食べると栄養とりすぎ」などと子どもらしい句も。また、絵札はB4サイズぐらいの大きさで、読み札の句に関する野菜や果物、料理の絵をマジックやポスターカラーで描いた。
 大会では委員が順番に句を読み上げていき、4班に分かれた児童が絵札を探して駆け回って、見事ゲットすると大喜び。班のメンバーがかるたを探している間に、班の別のメンバーが縄跳びをするというルールもあり、息を切らしながらも大張り切りだった。優勝した班には、同委員会が栽培したジャガイモが贈られた。狩野委員長は「かるたの製作を通じて僕たち自身が健康の勉強になりました。ほかのみんなにもそれが伝わってほしいです」と話し、参加した垣森咲花さん(6年)は「楽しく遊びながら学べました。これからも健康に気を付けたいと思います」と笑顔をみせていた。

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