みなべ・田辺の梅システム ロゴマーク決まる

 みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会(会長=小谷芳正みなべ町長)は、公募していた世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」のロゴマークを決定した。選ばれたのは静岡県の自営業一戸健一さん(69)の作品で、梅の実と花、ミツバチなどを組み合わせたデザイン。今後は梅システムの認知度を高めるようパンフレットなどのPR媒体、加工食品や飲料などの商品などに使用する。
 昨年5月20日から6月20日までの1カ月間にわたり「梅を取り巻く山、川、炭、ミツバチとのつながり、絆を象徴する内容」で募集、全国から380点の応募があった。1次審査(7月12~22日)で89点、2次審査(8月5日)で18点を選んだ。最終審査(9月7日)のあと、特許庁に出願を行った。
 作品は南高梅の実に見立てた円の中に梅の花やミツバチをデザイン。薪炭林の山、製炭、川を意味する流れるような3本の線をそれぞれ緑、黒、青で描き、みなべ・田辺の梅システムの振興・発展を表している。
 今後は作製物、媒体などに広く使用し、梅システムの認知度を高めるとともに未来へ継承する取り組みを推進する。具体的には、みなべ町や田辺市の事業所などが協議会に使用を申請し、認められれば使える。期限は承認から3年以内。期間満了後に引き続き使用する場合は再度申請しなければならない。梅干しについては「A級品に限る」としている。メッセージとして「私たちは世界農業遺産『みなべ・田辺の梅システム』を応援します」か「世界農業遺産『みなべ・田辺の梅システム』の普及・啓発を目的としたロゴマークです」と付記することに努め、商品へ使用する場合は必ず付記しなければならない。
 最優秀賞を獲得した一戸さんには賞金10万円と特産物、優秀賞に選ばれた茨城県のデザイナー吉村文子さん、北海道のグラフィックデザイナー福士成悟さんには賞金2万円と特産物を贈る。

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