御坊、美浜、日高川、印南の1市3町で7日、新春恒例の消防出初め式が行われた。各市町では晴天の下に団員らが集結。首長らからげきを受けて力強い分列行進やポンプ操法を披露し、ことし一年の無災害を願うとともに万が一の災害に対して士気を高めた。
御坊市は御坊小学校運動場であり、6分団230人と車両25台が参集。永年勤続表彰等に続き、柏木征夫市長が「昨年は熊本地震や台風の上陸などの災害があり、消防団の重要性が再認識された年でもあった。皆さんには市民の防火意識向上にもご尽力いただきたい」と式辞を述べた。西本和明市議会議長が「地域リーダーとして活躍を」と激励したあと、昨年全国大会に出場した塩屋分団がポンプ操法を披露。わかば保育園幼年消防隊が元気よく太鼓演奏を行った。
美浜町では団員72人が参加。分列行進や部隊巡閲のあと、松林に向かって一斉放水を行った。日高川町では8分団と山野、江川の婦人防火クラブから約280人が参集。観閲のあと、川上橋下の河川敷で放水を行った。印南町では団員217人と車両が集まり、分団ごとにキビキビ入場行進。表彰や観閲のあと、第1分団がポンプ車操法を披露した。