上田次朗さんら南部シニアを指導

 中学生の硬式野球チーム、南部シニアの井戸大志監督(65)とつながりのある元阪神の上田次朗さん(69)、元近鉄の吹石徳一さん(63)、西武ライオンズの岡本洋介投手(31)の3人が26日、同チームが練習中のみなべ町山内の千里ヶ丘球場を訪問。投球や守備などで本格的な指導を行い、選手たちは元プロや現役選手のアドバイスを聞いて技術向上に意欲をみせていた。
 上田さんは田辺市出身で、南部高校を卒業後、東海大学に進学。その後ドラフト1位で阪神入りし、エースとして活躍した。吹石さんはみなべ町出身で、南部高校から日本新薬を経て近鉄入り。1軍で活躍し、1000試合出場も果たした。引退後も、守備走塁コーチやスカウトを歴任した。岡本投手は、すさみ町出身。南部高校から国士舘大学、社会人ではヤマハを経て埼玉西武ライオンズに入団。2013年に4勝(4敗)、2014年に2勝(6敗)、2015年には1勝(2敗)を挙げた。3人とも井戸監督が指導していた南部高校の硬式野球部を通じて、先輩、後輩、教え子としてつながりがある。
 この日、上田さんは投手指導、吹石さんは内野守備、岡本投手が試合前のアップや体調管理などについてアドバイスした。ブルペンでは上田さんが投手一人一人に身振り手振りを交えながら指導し、「ボールのリリースポイントはできるだけ前で」などと熱血指導。前地智貴君(上富田中3年)は「踏み出す足を指導してもらった。教えてもらった通りにすると初めはぎこちない感じだったが、すぐにいいボールが投げれるようになった」と笑顔を見せていた。
 上田さんは本紙の取材に対し、「なによりも毎日の練習が大切。テレビで見たプロ野球選手のまねばかりしてもダメ。やはり基本がしっかりしていなければ上達しない。子どもたちには楽しんで野球をしてもらいたい」と話していた。井戸監督は「野球の大先輩に指導してもらい、自信につながったと思うし、悪い点も指摘してもらえて参考になったと思う」と感謝していた。上田さんと吹石さんはこれまでにも数回指導で訪れているが、岡本投手は今回が初めて。保護者らは「野球で頂点を極めた人たちに来てもらえ、指導を受けられる子どもたちは幸せですね」と喜んでいた。

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