ええとこ見つけていい一年

 唱歌「お正月」の「もういくつ寝ると」ではないが、ことしも残り少なくなり、数えると筆者の小欄も今回が最後。何を書こうか迷いながら、一年を振り返ってみた。筆者の担当は警察・消防がメーン。いまは担当記者がいない印南町が加わっており、少なくとも週数回は印南へ車を走らせている。そんなルーティーンも、もう1年以上。昨年より少しだけ町のことが分かるようになった。
 印南町は夏から、町内のいいところを撮影した写真を投稿してもらい、インターネット上のサイトに公開することで、まちの魅力を発信する「いなみのチョットええ写真」の募集を行っている。写真で地元の魅力を共有(シェア)することで地域の活性化につなげる取り組み。インターネットのウェブアルバムやチラシ「月刊チョットええとこいなみ」で紹介されている。
 このプロジェクトは全町民が参加できる仕組み。来年町制施行60周年を迎えるに当たっての土壌づくりという狙いがあり、記念事業として写真集的な本を作成することで印南町の魅力を住民主体で再認識できる。スタートから3カ月間のアクセス数は23万件超。どんどん魅力が発信されている。さらに、まちには大阪のラジオプロデューサー、有名オーナーデザイナー、著名な書道家らが来訪。まちのチョットええところを写真にし、情報発信して知名度を上げるだけでなく、町に興味を持つ人が増え、印南の魅力に触れている。
 日ごろ文句を言ったり、不平不満を漏らす一年だった、そう思う人はいませんか。日常生活や仕事も同じ。チョットええところを見つけて口にしたりしてみてはどうだろう。とてもいいことにつながり、来年はさらにいい一年になるかもしれない。     (笑)

関連記事

フォトニュース

  1. やにこうでかいやろ?

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

Twitter

書籍レビュー

  1.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  2.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  3.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  4.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  5.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
ページ上部へ戻る