辻原登氏 日本芸術院会員に内定

 印南町出身、横浜市在住の芥川賞作家、辻原登さん(70)が日本芸術院会員に内定された。俳人の宇多喜代子さんと2人で、15日付で文部科学大臣が発令する。
 辻原さんは本名村上博。貿易会社、電算機会社勤務を経て作家となり、平成2年に「村の名前」で芥川賞を受賞した。以後、精力的に執筆活動を続け、「許されざる者」で毎日芸術賞、「闇の奥」で芸術選奨文部科学大臣賞、「韃靼(だったん)の馬」で司馬遼太郎賞、「花はさくら木」で大佛次郎賞など多くの賞を受賞。ことし6月には日本芸術院賞恩賜賞を受けていた。現在、三島由紀夫賞、川端康成文学賞、日経小説大賞、司馬遼太郎賞、読売文学賞、群像新人文学賞等の選考委員を務める。
 日本芸術院会員は非常勤の国家公務員。任期は終身。定員120人で、会員数は内定を含め101人となる。

関連記事

フォトニュース

  1. より安全、快適になりました

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

  1. いなみまめダムマラソン

    11月 3 @ 8:00 AM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る