目覚ましい進歩のコンピューター

 コンピューターの進歩が目覚ましい。あらゆる所で、いままで人間がしてきたことがコンピューターに変わりつつある。車の運転もその1つ。人間が操作を行わなくても自動で走行する車が近い将来に普及するという。事故の発生は注意力不足など人間の操作に起因する部分が大半だが、自動運転だと道路の逆走や居眠り運転による追突事故などが防げることになる。未来の車は事故の減少につながるでのはなかろうか。
 卓上ゲームの世界でもコンピューターが普及した。比較的簡単なルールのオセロでは、どんな強い人間でもコンピューターにはかなわないと言われている。将棋の世界でも先日、プロの対局中に「棋士がソフトを使っていたのではないか」という不正疑惑が持ち上がった。昔は棋士の方が強かったためにそういう心配はなかったのかもしれないが、最近ではそうもいかなくなったようだ。
 さらに人工知能の研究も進んでいる。人間の脳が行っている知的な作業をコンピューターで模倣したソフトウェアやシステムのことだという。分かりやすくいうと「人工的につくられた人間のような知能」ということらしい。将来的には学者のように考えることに優れたコンピューターが出現するかもしれない。
 そう考えてみると、将来は人間のように気持ちを持ち始めるのかもしれない。対局中にカンニングをすると「それはダメです」、車の運転中には「歩行者を気遣って下さい」などと良識的な判断で人を注意するようなお節介(おせっかい)のコンピューターが出現してくれるといい。人間同士のつながりが希薄になりつつある現代社会で、もしかするとそれが一番コンピューターにプログラムしなければいけない分野なのかもしれない。(雄)

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