譲り合いの交通安全

 県内で小学生が被害に遭う交通事故が連続して発生している。19日夕方に有田川町の国道で小学5年の男の子が軽乗用車に衝突されて頭を強打し、20日朝には和歌山市の県道で小学2年の女の子2人が登校中に押しボタン式の信号機がある横断歩道を渡っていたところ軽乗用車にはねられて1人が足、1人が顔を骨折。いずれも大けがをしている。御坊署管内でもこのほど御坊市内の小学校通学路で児童が車と接触する事故が発生。注意を呼びかけている。
 和歌山市で起きた事故は押しボタン式の信号機がある横断歩道上。過失運転致傷の疑いで逮捕された車の運転手は前をよく見ていなかったのではないかとみられている。御坊市内で事故現場と同じようなところといえば藤田小学校から北側の市道や湯川小学校から西側の県道が思い当たるが、いずれも取材中の雑談で「赤信号なのに止まらない車がある」という声を聞いたことがある。見落とすドライバーが多いということだろうか。慣れた道こそ気を引き締め直し、どこに横断歩道があるかあらためて確認したり、事故を起こす前に気をつけてもらいたい。
 一方、横断歩道では歩行者が優先で車は停止するのが当然だが、歩行者がいるからといって車が必ず止まるとは限らず、歩行者は信号が青になっても車が来ていないか左右の安全を確認することが大切。また、特に子どもは自分の存在をアピールするため手を上げて渡ろう。「これから横断しますよ」という合図になり、車との意思疎通が図れて安全でスムーズな交通につながるはず。歩行者も車も全員がルールやマナーを守ろり、譲り合いをするぐらいの思いやりで交通安全を。 (笑)

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