にっぽん丸が日高港へ寄港

 商船三井の豪華客船「にっぽん丸」(全長166㍍)が22日、御坊市塩屋町の日高港へ3年ぶりに寄港した。港では御坊市と観光協会が歓迎セレモニーを行い、宮子姫オフィシャルコンパニオンや日高地方のゆるキャラが出迎え、御坊幼稚園児がかわいいダンスで盛り上げた。特産品を販売するブースも設け、380人の乗客に日高地方の魅力をアピールする絶好の機会となった。
 にっぽん丸の寄港は6度目。日高港には2年前に日本クルーズ客船㈱の「ぱしふぃっくびいなす」も寄港しており、大型客船の入港が着実に定着している。
 歓迎セレモニーは心配された雨も降らず、見物人も大勢集まってにぎやかな雰囲気で行われた。柏木征夫市長は、「御坊は高野山や那智の滝、白浜温泉など有名な観光地へ日帰りで行ける位置にある。周辺にも道成寺や日本のエーゲ海といわれる白崎海岸、御坊寺内町など見どころがいっぱい。一度に全部見ないで次の機会に残しておいて、また御坊に来てください」と歓迎のあいさつを述べた。宮子姫の岩﨑理沙さんと岸本佳緒里さんが、今回のクルーズを企画運営している日立埠頭㈱日立ポートサービス観光開発室の寺門達也室長、にっぽん丸の久保滋弘船長、河野恵一郎ゼネラルマネジャーに花束を贈呈。柏木市長からは入港記念の楯、市観光協会の谷口卓司副会長、市の龍神康宏総務部長から日高の特産品として焼酎「宮子姫」24本、南高梅ジュース300本がプレゼントされた。久保船長は「半日の短い時間ですが、このように温かい歓迎をしていただきありがとうございます。乗客の皆さんは和歌山の観光やグルメを存分に楽しめると思います」と感謝した。最後は御坊幼稚園児がダンスを披露し、乗客もかわいい姿に目を細め、大きな拍手を送っていた。
 セレモニーには日高
地方のゆるキャラみーやちゃん、プララ、ゆらの助、まつりん、エルちゃん、クエ太郎と、わかやま国体マスコットのきいちゃんがそろい、花を添えた。高野山や白浜を巡るオプショナルツアーに参加する乗客が多く、御坊寺内町や道成寺を見学するツアーも約30人が参加した。
 午後6時半の出港時には、ペンライトを持って光のイルミネーションで見送りした

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