御坊の花火大会 5万人が歓声

 御坊の夏の夜空を彩る恒例の花火大会(同実行委員会主催)が27日に日高川河川敷で開催され、約5万人の見物人でにぎわった。心配された台風接近の影響もなく、心地よい風が日高川沿いを吹き抜ける最高の花火日和。大玉の連発、仕掛け花火、クライマックスの水上自爆とスターマインの競演など、澄んだ夜空に色鮮やかな2400発が咲き誇ると、大きな拍手と歓声が響いていた。
 司会のアナウンスと一緒に見物人が5秒前からカウントダウン。一斉に打ち上がった仕掛け花火が夜空を焦がすと、大きな歓声が上がった。大玉の連発では、夜空一面に大輪の花が咲き、「うわ、おっきい」「すごい迫力」と興奮。輪っか、花が咲いたような形、ニッコリマークなどさまざまな種類の花火もたくさんあり、「いまのかわいかった」などと打ち上がるたびに笑顔で話す家族連れの姿も。クライマックスは日高川の水面にドーム形に広がる水上自爆が腹に響く大きな音を立てながら次々とさく裂するなか、スターマインも打ち上がり、光の競演に目を奪われていた。最後は大玉が夜空を覆い尽くし、大きな拍手が鳴り響くなか幕を閉じた。
 本部席がある日高川堤防道路や18㍍道路は歩行者天国となり、浴衣姿の若者、カップル、親子連れら大勢の人だかりができ、楽しそうに夜空を眺めていた。かき氷やクレープ、たこ焼きなど露店もたくさん並んで祭りの雰囲気満点で、大いににぎわっていた。毎年見に来るという家族連れは「気持ちいい風が吹いて暑くなく、煙もすぐになくなってすごくきれいに見えた。また来年も来たい」と笑顔があふれていた。

関連記事

フォトニュース

  1. 薬なんかいらんわ!

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る