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 リオ五輪の日本選手の大活躍に興奮が覚めない。柔道男子は全階級でメダル獲得、体操男子団体は12年ぶりの金メダルに輝き、競泳、卓球、バドミントンも期待通りの力を発揮。18日も未明から、レスリング女子で金メダルの吉報が相次いだ。
 前半でとくに印象的だったのは体操男子。内村航平、田中佑典、加藤凌平が予選の得意種目で失敗し、団体はまさかの4位通過。宿敵ロシアと同じ組で、6種目の試技ローテーションは抽選の結果、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒、床運動││の順となった。
 美浜町に住む元東京五輪代表候補の小宮清さんによると、失敗する率が最も高いあん馬が最初で、最もスタミナを必要とする床が最後というのは、メダルを狙うには「最悪」の順番。あん馬で山室光史が落下して出遅れたものの、これを他の選手がカバーした。
 大黒柱の内村もほぼ全種目で本来の力を発揮できなかったが、平行棒で田中が発奮、床のスペシャリスト白井健三はダントツの16点台をたたき出し、山室はつり輪、加藤は出場全種目で安定した力をみせ、内村抜きともいえる状態でよくぞ金を勝ち取った。
 床の最後の内村は試技終了後、肩で息をしながらへたり込んだ。小宮さんは「あんなに疲れ果てた内村は初めて見た」という。4年前、和歌山市まで取材に行った深夜のPVで、勝負どころの痛すぎるミスに会場が静まり返った光景が思い出され、日の丸を見上げ、誇らしげに君が代をうたう選手たちに胸が熱くなった。
 卓球の石川佳純、水谷隼、競泳の萩野公介ら、「エース」と呼ばれる選手の活躍が光る。惜しくもメダルに届かなかった競技、選手も、悔しさをバネに心を一つに、4年後の東京で会心の笑顔を見せてほしい。(静)

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