夏の高校野球和歌山大会 日高中津が3回戦へ

 第98回全国高校野球選手権和歌山大会4日目の16日、2回戦4試合が行われた。9年ぶり2度目の日高兄弟校対決となった第1試合はシードの分校に軍配。日高中津は1点を追う9回2死から試合を振り出しに戻すと、延長10回2死一、二塁から菅野が左越えへ劇的なサヨナラ3点本塁打をたたき込み、注目カードにふさわしい大接戦を制した。日高は一時2点のリードを奪い、エースも粘りの投球を見せたが、あと一歩及ばなかった。
日高
   0010201000|4
   0002001013|7 (延長10回)
日高中津
        
    
 日高中津は4回、先頭・中小野が左中間を破る三塁打。続く米虫の打席の暴投で中小野が生還、同点とすると、米虫の右前打、バント、三振のあと、菅野が中越えへ逆転の適時二塁打を放った。2点差とされた7回には2死から田嵜が左越えへ弾丸ライナーで大会第6号本塁打を突き刺し、9回は菅野の左前打、バントで1死二塁と攻め立て、2死後、田嵜の左前適時打で試合を振り出しに戻した。延長10回、失策とバント、死球などで2死一、二塁のサヨナラ機をつくると、9回に同点の生還を果たした菅野が会心の一撃。大会第7号の3点本塁打を左越えに運び、大接戦に終止符を打った。先発・原は制球を乱す場面もあったが9回7安打4失点と踏ん張り、10回は2番手・尾田が勝ち越しを許さなかった。若アユ打線は2本塁打を含む12安打と大爆発。中堅・仲、二塁・田嵜ら守備陣も再三、好プレーを見せ、昨年夏後に就任の山本誠司監督に夏初勝利を届けた
 日高は3回2死二塁から巽が先制の中前適時打。5回には3四死球で2死満塁とすると、井原の中前2点適時打で逆転した。7回は巽、井原の安打などで1死一、三塁とし、代打・熊代が左犠飛。リードを2点に広げ、そのまま逃げ切るかに思えたが、日高中津の粘りに屈した。先発・西山は変化球を丁寧にコーナーに集め、9回3分の1を4失点と力投。10回1死二塁からマウンドに上がった2番手・小山は2死までこぎつけたが最後に悔しい一発を浴び、7年連続の初戦突破を逃した。
 日高中津の3回戦は大会8日目の21日、第2試合(午前11時半~)で海南と激突する。

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