定期的な水難訓練を

 夏本番を迎え、産湯海水浴場は、多くの海水浴客でにぎわっている。ことしも県の水質調査では、良好を示す「A」の判定。水がきれいな県内屈指の海水浴場で、この地域資源を一層生かしていこうと、ことしから海開きの式典を町が主催。3年ぶりに宝探しも行い、多くの親子連れらが参加した。
 さらにことしは実現しなかったが、松本秀司町長は「滑り台のようなアトラクションを整備したい」と話していた。大型プール施設にあるウオータースライダーのような大層なものではなく、空気を入れてふくらませる簡易な設備を考えていたが、いいのが見つからなかったという。それでも何かアトラクションがあれば、子どもらには人気が出ると思うので、ぜひ今後も整備できるよう検討していってほしい。また、海水浴場を盛り上げていくために宝探し以外にも、スイカ割り大会や音楽の催しなど、いろいろイベントを企画してはどうだろうか。
 そんな楽しい海水浴場も、気を付けなければならないのが水難事故で、産湯海水浴場では救命ボートを新調。もしもの場合も迅速な救命活動が期待されている。ただ、大切なのは日ごろからの整備、点検、そして訓練。いざという時にエンジンが始動しない、操作に手こずる、ボートの空気が抜けているなどの状態になれば、助かる命も助からない。先日も海水浴場のスタッフがボートを使った救助訓練を行ったが、定期的にエンジンチェックや訓練をする方がいい。水難者の役を立てて本番さながらの訓練をしておくのもいいかもしれない。救命ボートが使われるような事態が起きないことが一番いいが、備えあれば憂いなしである。(吉)

関連記事

フォトニュース

  1. 思ったより広いな~

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1. 写真=1点1点じっくり観賞する来館者  みなべ町立図書館ゆめよみ館で14日から、南部高校美術部…
  2.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  3.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  4.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  5.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
ページ上部へ戻る